癲癇(てんかん)へテグレトール治療ナビの9月記事一覧

人間と同様、犬にもてんかん発作があります。
ここではてんかん発作の中でも「大発作」について見ていきます。
「大発作」はてんかん発作のタイプの中の1つで、先行症状がなく、意識障害と痙攣が突如起こります。
全身が硬直して転げ回ったり、手足・口などを細かくガクガク震わせる発作が約10秒ほど起こります。このあと、さらに間代性痙攣という足の曲げ伸ばしや犬かき様動作を起き、それが10秒~数分間続くことが多いです。
この状態では犬には意識がなく、口から泡を吹いたり、粗相をしてしまうこともあります。
てんかんの発作というと主に痙攣などをイメージしがちですが、このような大発作以外に神経の一部が興奮して意識を失うようなケースもあります。
人間のてんかん発作に対してはテグレトールの効果が確かめられていますが、これは興奮を鎮めたり、三叉神経の痛みを緩和する効果がある薬です。
犬に対してテグレトールが使われるケースがないわけではありませんが、それよりもより効果が穏やかな薬を処方されるケースが多いようです。
いずれにせよ、人間用のテグレトールをそのまま犬に対して使うのは用量が全く異なるので止めましょう。最悪の場合、人間では有効だったのに動物にとっては量が多すぎて致死量をこしてしまったり、副作用が大きく出てしまう危険性があります。
犬に対して使いたい場合でも、必ず獣医を受診して、検査を受けてから最適な薬を処方してもらうことが必要です。
犬のてんかんの前兆には、興奮状態になり落ち着きがなくなる、などがあります。
発作がなんども起こることで命に危険が及ぶこともありますが、処方された薬を飲んで改善した例もあるので、諦めないことが大切です。