てんかん~全般発作~

てんかん発作とは、脳細胞のネットワークで発生する異常な神経活動によって引き起こされる発作症状です。
神経活動の異常が起こる部位により、発作の内容も異なります。
一例を挙げると、全身が痙攣したようになってしまう、手足が突っ張り体が硬直してしまう、あるいは短時間、意識が消失してしまうと言うものがあります。
このてんかん発作は、人間だけではなく犬にも発生します。
犬のてんかん発作は、脳細胞の異常活動は勿論のこと、ストレスや脳疾患、血液や内臓の異常が原因となることも多いです。
また、てんかん発作を起こしやすいとされる遺伝的要因を持つ犬種も、イギリスのケンブリッジ大学により公開されています。
てんかん発作が起きた場合、飼い主としては基本、犬を落ち着かせる、そして落ち着いた後は、発生した状況などを獣医師に伝えると言うことが求められます。
その結果、薬物による治療がとられることも少なくありません。
この場合、人間用の抗てんかん発作薬であるテグレトールが使用されることもあります。
テグレトールは服用することで、脳の神経細胞の過剰な働き、興奮状態を抑えることができます。
そのため、てんかん発作を抑える効果、それに伴う情緒不安定を解消できるなどの効果があります。
テグレトールは、人間が服用した場合、上記したような一定の効果が期待できる一方で、副作用が発生する可能性も否定はできません。
副作用の一例を挙げると、頭痛や脱毛、また体重増加などがあります。
ですから、飼い犬にてんかん発作が起きたからと言って、人間が安易に、勝手にテグレトールを服用させることは厳禁です。
服用させる場合には、その効果や起こりうる副作用などについて、きちんと獣医師から説明を受けること、そして獣医師によって処方されることが重要です。